野生の人文学

思考の壁をぶち破り創造的破壊へ。人文ベンチャー起業家、チャーリー北川のブログ

価値観の違いを超え、関係性の質をあげていくために必要なこと

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こんばんは!野生の人文学家、チャーリー北川です。
今日のテーマはパートナーシップについて。

 

最近はジェンダーフリー、LGBT等々、恋愛観も様々ですね。
ちなみにですが、私が最近嵌っているドラマはこちら。

こういうのが普通のドラマ枠で出てくるとこに時代を感じます。

恋をするのに男も女も関係ない!
おっさんたちのピュアな恋愛にキュンキュンするので、オススメです。

www.tv-asahi.co.jp

 


↑のドラマを見ていて違和感を感じたポイントでもあったのですが、お見合い写真を薦めてくる親戚・近所の世話焼きおばさんも、ちょっとおせっかいな上司も、いまどき存在しないですよね?

さて、放っておいても周りがせっつき世話を焼き、結婚するのが当たり前だった時代はとうに過ぎました。

 

そんな中、
・出会いがない
・出会いはたくさんあっても、深い関係性にならない
・関係性が長続きしない
・結局我慢してストレスを貯めてしまう

高望みなんかしてない。ありのままの自分でいられる関係性、互いを尊重し合う関係性を作りたいだけなのに、なかなかうまくいかない…
なんて嘆いてらっしゃる方は、男女問わず多いのでは?

 

個人主義が成熟した現代日本において、出会いが降ってくるなんてことはかなり確立が低い。能動的に出会いたい意志を発信して、足を動かさなければ、「出会い」すらなかなか無いのが現状です。

 

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そして、関係性構築&維持の障害、永年ぶっちぎりの一位が「価値観の相違」

この違いをすり合わせるため、皆さん様々に努力されてると思います。
が、なかなかうまくいかないものですよね。

・とにかく話し合うことが大事とおもって話し合っても、平行線で終わる
・お互いが自分の主張をぶつけ合うだけで終わってしまう
・思い切って話したのにダメ出しされ、もう話す気にならなくなった
・どうせ何を言っても無駄だと諦める

おまけに、結婚しなくても充分一人で生きていける世の中。
我慢してまで関係性を維持する必要性は薄れています。

「価値観の相違」でポイっと分かれてしまうカップル・夫婦が増えていくのも、自然な流れかもしれません。

 

 


実は、「出会い」が必要なのは初期段階だけではないのです。


人は、基本的に自分の期待フィルターを通して相手を見ています。
そのフィルターの外に出ない限りは、

出会っているようで出会っていない。
相手の話を聞いているようで聞いていない。
相手のことを見ているようで見ていない。


60年連れ添った夫婦でも、相手の本音はさっぱりわからない、なんてことありませんか?

自分の無意識のフィルターを意識して、そこから出たところで相手と「出会う」能力。

それが関係性の質をあげていくために必要な能力です。

 

フィルターの外に出ると、全く今までと違う相手が浮かび上がってくるかもしれません。
また、フィルターの外に出たあなた自身が、それまでのあなたとは違う自分になっていることでしょう。

価値観の違いを乗り越えるたびに人間としても成長できる、新しい関係性の次元へ。
自分がどんなフィルターで相手を見ているのか、嘆く前に見てみてください!!